重度障がい者社会支援フォーラムで採用されたBGMのご紹介

先日の「第2回重度障がい者社会支援フォーラム」内で流れましたBGMを紹介します。作曲者である内田さんにそれぞれの曲に込められた「思い」をコメントいただきました。

・Peace of light(光の安らぎ)
曲全体のイメージとして、「明るい未来へ進む」をテーマに作曲しました。
冒頭は鐘が鳴り、様々な方向にゆらゆらと舞う光が未来の世界へと導き、歓迎していて、一歩一歩進む事で、「大丈夫だよ」、「安心して」と心を安らかにしている情景を想い、
最初の1曲「Peace oflight(光の安らぎ)」を作曲しました。

・Bounce with harmony(弾みと調和)
「やがて時が経つと、周辺の物事は変わり行くけれど、その根幹はほとんど同じ物。変わり行く状態を感じ取って、気持ちの変化に弾みが起こるかもしれないけれど、私の周りには沢山の人や物がいて、それに囲まれて生きている、決して独りぼっちでない。時には周りと混ざり合いながら、私の人生をより楽しい物にして、次の場所に進んでいこう。」というメッセージを込めて、2曲目「Bounce with harmony(弾みと調和)」を作りました。

・Natural pulsation(自然の脈動)
「道を進むにしろ、ずっと長く同じ地点には留まれない。時が経てば先程同様周りの景色も物事も根幹を残しながら少しずつ変わる。自分もそれに伴って少しずつ未来への階段(ステップ)を上らなければいけない。ゆっくりでもいいから前に進む。どんな困難が待ち構えようとも小川の流れのように冷静に。きっと傍には仲間(小鳥達)がいる。希望を信じてこの道を進めば、その先には終わりのない明るい未来が私達を出迎え、受け入れてくれるだろう。」というメッセージを込めて、3曲目「Natural pulsation(自然の脈動)」を作曲しました。

・ If you follow the way(道を辿れば)
これらの3曲に共通するのは「道を進む(辿る)」という事です。「道を辿れば、その先に見えるとはきっと明るい未来だ。」という想いを(ソネットのような流れの)これら3曲全体としての楽曲「If you follow the way(道を辿れば)」に込めました。

この楽曲を通して伝えたかった事は「希望を諦めないで。」という事です。
希望を諦めない事が夢や希望の実現に繋がると私は実感しています。

現に、私は幾つもの持病を抱えていますが、いずれも軽症で、主にスポーツ時以外は特に目立った障害はなく、現在に至るまでを過ごしてきました。

それも、幼い頃より夢に抱いていた「コンピュータと音楽に関わる事が出来る仕事をしたい。」という希望に向けて諦めなかった事が、こうして今に繋がっていると思っています。

《作曲者プロフィール》

内田亘俊(ウチダ ヒロトシ)
東洋大学 総合情報学部 総合情報学科 メディア文化コース 3年
Hearthis.at公式アーティスト/作曲家/マルチアーティスト(絵画、音楽、造形、ソフトウェア開発、VR)

Webサイト:
https://sites.google.com/view/hirotoshi-uchida-gallery
https://uchida16104.github.io/CG.html

YouTube:
https://www.youtube.com/channel/UCCqeQPEsbxjQboEeSiEP5Xw
https://www.youtube.com/channel/UCe5ZRMr5dPM6wEI0ntv9K1A
https://www.youtube.com/channel/UC_4vmlKHzCj8BJMcQmC2tTQ

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